|
パソコンのサポートにお伺いしていると、次に挙げることは知らない人や実行されていない人が、予想以上に多い。そこで最低限、行うべきメンテナンスとしてハードディスクの『デフラグ』とよばれる作業をお奨めしたい。日本語に置き換えると『最適化』と呼ばれる。
これを日常生活で考えてみると、始発で満席になったバスがあった(図1)。

図1 バス(満席状態) ■人が座っている席 ■空席
何度か止まったバス停で、合計10人の客が降りていったので、いつの間にか座席が空いた(図2)。席は飛び飛びで空いている。

図2 バス(ちらほら空席状態) ■人が座っている席 ■空席
実際には、あり得ない話だが個々に座っているお客が気を利かせて、それぞれがバスの後方に移動すれば、前方の席に連続した空席ができる(図3)。運転手から見れば、もし、次のバス停で団体客が乗ってきたとしてもスムーズに席に着かせることができ、助かる。

図3 バス(移動してもらった状態) ■人が座っている席 ■空席
これで運転手は助かり、ほっと胸をなでおろす。では、ハードディスクは・・・。
人が座っている席はファイルやデータが格納された状態と同じである。データのコピー、削除を繰り返すたびに、空いた席と人が座っている席はまばらになっていく。バスとハードディスクが違うのは、その座席数の規模ぐらいである。バスはせいぜい40〜50席ほどだから大したことない。しかし、ハードディスクの場合、このまま放置していると、どんどん細かく、まばらになっていく。この状態で大きなファイルやデータをコピーしようとすると、大変な時間と負担をかける。そこで使用頻度にもよるが最低でも月に一度ほど、デフラグをかけるとファイルやデータへのアクセスが遅くならない。
また、デフラグというメンテナンスを日々おこなっていると副作用としてのメリットもある。ハードディスクに負担をかけないので寿命が延びる。そして万が一、データの復元などの必要が出たときに連続したデータが多くなるので復元率も上がる。
やり方は『マイコンピュータ』の中のCドライブ上で右クリックする。プルダウンメニューのプロパティを押す。
その中の『ツール』で、『エラーチェック』『最適化する』をクリックする。エラーチェックは『完全に』を選び、実行する。別のドライブ(たとえばDドライブ)も同様に実行する。
|